皮膚科とは皮膚だけでなく、髪、爪の病気やトラブルを扱う診療科です。皮膚は外部刺激や細菌・ウイルスから体を守るバリア機能を持ち、健康状態のバロメーターとしても重要です。
皮膚科
皮膚科

皮膚科とは皮膚だけでなく、髪、爪の病気やトラブルを扱う診療科です。皮膚は外部刺激や細菌・ウイルスから体を守るバリア機能を持ち、健康状態のバロメーターとしても重要です。
皮膚の異常や気になる症状がある際は、何でもお気軽にご相談ください。
ニキビは、初期症状では毛穴の詰まり程度が見られるだけですが、進行して炎症が起こると赤みが目立つようになったり大きくなったりします。症状を重症度で分けると、「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」の大きく3つに分けることができます。
ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌(アクネ菌)が増殖していき、症状を悪化させます。
思春期(二次性徴期)から発症する方が多いですが、近年では20代以降でも、ニキビで悩む方が増えており、早めに治療をし、炎症を抑えることで、ニキビ跡になることを防ぐことが出来ます。
大人のニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。治療は、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬(抗生物質、イオウ製剤など)、内服薬(抗生物質、ビタミン剤、漢方薬など)を使用します。
皮膚にできる小さな色の変化や隆起を指します。多くの場合、ホクロは黒色または茶色で、皮膚のメラニン色素を産生する細胞が局所的に集まることで形成されます。ホクロは先天的なものと後天的なものに分類され、遺伝や紫外線の影響、ホルモンバランスの変化などが要因となります。母斑の中にはいわゆるホクロ(色素性母斑)や、生まれた時から頭やおでこにザラザラした少し盛り上がりのある黄色調のいぼ状のできもの(脂腺母斑)、茶色の平坦な円形~楕円形のアザ(扁平母斑)、目の周りや頬部にできる青あざ(太田母斑)、お尻以外にできる青あざ(異所性蒙古斑)など様々な母斑があります。
一般的には無害ですが、一部の母斑は悪性化するリスクがあります。特に、形がいびつだったり、急激に大きくなったり、色が濃くなるなどの変化が見られる場合は、皮膚がんの可能性もあるため、皮膚科での診察、確定診断が推奨されます。
いぼは大きく二種類に分けられます。ひとつは“ウイルスが原因でできるいぼ”、そしてもうひとつは“紫外線や加齢が原因でできるいぼ”です。
ウイルスが原因のいぼで代表的なのが、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルスHPV)というウイルスに感染することで起こるものです。ヒトパピローマウイルスにはたくさんの種類があり、感染したウイルスの種類によっていぼの症状や出る場所が異なります。ウイルスによるいぼは、主に微細な傷口などからウイルスが侵入し、皮膚感染することで発症すると言われています。ウイルス感染が原因のため、接触感染により広がることが多く、患部を触った手で触れることにより、カラダの他の部位に飛び火したり、周囲の人に感染したりする可能性もあります。
一方、紫外線や加齢が原因のいぼはウイルス感染ではなく、長年の紫外線による障害や、加齢による皮膚の老化、また洋服の摩擦による刺激などが原因で起こると言われています。突然起こるものではなく、年月をかけて徐々にいぼができるのが特徴です。
タコ や 魚の目 は圧迫や摩擦を受ける角質が部分的に増殖した状態で、医学用語では「胼胝(べんち)」や「鶏眼(けいがん)」と呼びます。胼胝(べんち)はある程度広い範囲で盛り上がるタコを指します。対して鶏眼(けいがん)は分厚くなった角質の一部分が芯のようになり、魚の目のように見えるため「魚の目(ウオノメ)」と広く一般的に呼ばれるようになりました。
タコの硬くなった角質や魚の目の芯をしっかりと削ります。芯まで削った場合でも、足裏に負担がかかったままでは再発してしまいます。足に合う靴、インソールを入れるなど再発予防を心がけていた抱く必要があります。まずは、タコや魚の目ができるメカニズムを学び、日常生活において適切な対応をとることが大切です。
予防のため、硬くなってしまった皮膚を柔らかくする作用のあるサリチル酸ワセリン軟膏やスピール膏を処方することもあります。
巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に弯曲した状態を言います。負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。
巻き爪が進行すると、肉の部分に曲がった爪が皮膚に食い込み、次第に炎症から激しい痛みを引き起こすようになります(陥入爪:かんにゅうそう)。
さらに、曲がった爪に巻き込まれた皮膚が化膿してしまい、歩くことが困難になる場合もありますので早めの治療をおすすめします。
また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。
早期治療を望まれる場合や、爪矯正などの保存的治療が無効な場合には手術をお勧めします。
水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、じくじく、かさかさ、赤み、水ぶくれなどが生じます。小水疱型は、土踏まずや足指に水ぶくれや細かい皮むけが生じます。角質増殖型は、踵(かかと)を中心に足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れたり、粉をふいたりした状態になり、冬に乾燥やひび割れを起こしやすくなります。
主に遺伝的要因とホルモンの影響によって引き起こされる脱毛症で、特に中年期(30~50代)に見られることが多いです。男性に多く見られますが、女性にも発症することがあります。
男性型脱毛症(AGA)は、頭頂部や前頭部から髪の毛が徐々に薄くなり、最終的には生えなくなる症状が特徴です。これは、男性ホルモンであるアンドロゲンによる影響で、髪の毛の成長を抑制し、毛根が縮小し、髪の成長サイクルが短縮されるためです。治療には、薬物療法(ミノキシジルやフィナステリドなど)や、場合によっては植毛手術が検討されます。治療の効果は個人差があり、早期の対応が重要です。
女性型脱毛症(FAGA)は女性ホルモンのバランスの変化や加齢が原因となることがあり、髪の毛が全体的に細く、薄くなる傾向がありますが、男性ほど明確な後退部位の進行は見られません。特に閉経後、ホルモンバランスの変化が影響を及ぼすことがあります。
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